株式会社エマリコくにたち

拝啓、うまい!に背景あり

社長のBLOG

2017.05.04

人材育成企業を目指すワケ~チームのこと

拝啓 東京農業を応援いただいている皆様

前回の投稿で、エマリコくにたちは、「多摩の中小企業から手本にされるような人材育成企業になる!」との目標を掲げました。

で、なんで人材育成が大切なのか?

もちろん人材が大切でないと考えている経営者は少ないと思います。が、私が今年になって特に人材を育てることが大事だな~と思っているのはなぜでしょうか?(クイズです!)

1.会社の成長のために不可欠だから
2.お客様や地域社会の役に立つため
3.スタッフ本人のため

・・・

答えは、3です。

人材育成という言葉は「材」、つまり材料や素材というニュアンスがありますから、会社の業績に貢献するモノという感じ、即物的な匂いがします。たまに、「材」の持つニュアンスを嫌って、人「財」と表記している企業も見かけます。従業員は財産だということですね。

しかし、素材にしても財産にしても、誰かが所有するものです。すなわち、会社ありきです。

私が何が何でも人材育成!、と思っているのは、そうではなく本人のためです。

(もちろん、会社の業績のためでもありますが。)

より多くのことができるようになれば、自信が付きます。人格的に成長すれば、長い人生で出会うであろう様々な困難やリスクと向き合うことができます。仕事を通じて多くの人脈ができれば、将来の豊かな生活の役に立ちます。

とくにエマリコは若い社員が多いです。だから、仕事を通じて育つ、スキル、人格、人脈といったものが、これから先の長い人生できっと役に立つはずだ、今年に入ってそういう思いを強くしています。

会社というチームを作るからには、構成員の幸せを多少なりとも増やせるチームでありたい。そういう結構切実な想いの答えが「人材育成」です。

このように考えるのは、たぶん高校生のときに部活動の指導者をやっていたからだと思うのですが、それはまた別の話。

 

【おまけ】今夜も乾杯・その2
先日、「横浜ベイブルーイング」戸塚工場を見学させていただいたときに頂戴した1杯。黄金色のピルスナーは、チェコの麦芽にチェコのホップを使用し、醸造法も本場流。ああ、うまし。
ロゴマークも横浜らしくスタイリッシュです。

菱沼 勇介(ひしぬま ゆうすけ)
プロフィール

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株式会社エマリコくにたち代表取締役。
1982年12月27日生まれ。
農地のない街・神奈川県逗子市に育つ。
一橋大在学中に、国立市にて空き店舗を活かした商店街活性化活動に携わる。2005年に一橋大商学部卒業後、三井不動産、アビーム・コンサルティングを経て、国立に戻る。NPO法人地域自給くにたちの事務局長に就任し、「まちなか農業」と出会う。2011年、株式会社エマリコくにたちを創業。一般社団法人MURA理事。東京都オリジナル品種普及対策検討会委員(2019年度〜2021年度)。

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