株式会社エマリコくにたち

拝啓、うまい!に背景あり

社長のBLOG

2017.06.27

経営者のゴキゲンなとき~飲食店のこと

拝啓 東京農業を応援いただいている皆様

先日、尊敬する飲食店経営者、サニーワークス代表横須賀さんのブログでこう書いてあってハッとしました。

「ニワトリと卵ではないですが、機嫌のよいスタッフは業績が良いのか、業績が良いスタッフは機嫌が良いのか?」

これは立場によって考え方が違うとのことです。店を運営する立場はスタッフの気持ちのことを、スタッフは店の業績をまず考えるべきだと横須賀さんは説きます。

なかなか難しいのは、やはり業績が伸びない時。

少し前、プロ野球で巨人が誰も予想もしなかった連敗街道を走っていたのですが、そのときある解説者は「上を向いていこう」と言っていました。
医学的にも、物理的に上を向いた方が、気道が広がり、精神的にも余裕が出るのだそうです。でも連敗しているなかで、そう言われたところでなかなか上は向けません。

ただ、まあ、業績が悪い時は前向きに張り切るしかない。お客様は正直なので、きちんとお客様に喜ばれることをすれば、よほど立地が悪くないかぎり、おのずと返ってきます。暗い顔していても、お客様は逃げていくだけですし。
カラ元気でもいいので、大事なのはまず笑顔。

そして、どちらかといえば、業績が良いときの方が難しい気がします。
売上が高いといろいろな問題もなくなるというか、実際には問題があるのだと思いますが、それが一時的に見えなくなって、何となくうまく回っているように見えます。
ちょっと油断すると、問題がないように見えるので(しかも客数が多くて忙しいので)、ここでお店の改善を止めてしまいかねません。いわば、お店が「天狗」になっている状態です。

世の中はつねに動いていて、飲食業界も進化を続けているので、現状に満足することはとっても危険です。

『何年も同じことをやっている会社は落伍してしまう』
松下幸之助。

「機嫌のよいスタッフは業績が良いのか、業績が良いスタッフは機嫌が良いのか?」という表現になぞらえれば、「業績が良いときの経営者は機嫌を悪く、業績が悪いときの経営者は機嫌を良く」ということなのかと思うわけです。
みなさんはいかが思われますか?

 

【おまけ】今夜も1杯・その6
「YONAYONA ALE」
いわずと知れたクラフトビールのトップ・オブ・トップ。
くにたち村酒場の近所の”PIZZA365”さんにて。個人的にはピザのトマトソースには、コクのあるペールエールのタイプが合うと思っています。

菱沼 勇介(ひしぬま ゆうすけ)
プロフィール

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株式会社エマリコくにたち代表取締役。
1982年12月27日生まれ。
農地のない街・神奈川県逗子市に育つ。
一橋大在学中に、国立市にて空き店舗を活かした商店街活性化活動に携わる。2005年に一橋大商学部卒業後、三井不動産、アビーム・コンサルティングを経て、国立に戻る。NPO法人地域自給くにたちの事務局長に就任し、「まちなか農業」と出会う。2011年、株式会社エマリコくにたちを創業。第3次国立市農業振興計画審議会委員(2016年)。

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