株式会社エマリコくにたち

拝啓、うまい!に背景あり

社長のBLOG

2018.07.07

すべては、東京から始まった

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拝啓 東京農業を応援いただいている皆様

このブログを読んでいただいている方は、「東京農業」についてよくご存じだと思うのですが、一般的にはやっぱり東京に農業のイメージはないですよね。
赤坂見附の新店『Tokyo Bistro SCOP』も、そんな東京を発見してほしいという想いを込めて、「SCOPERTA」=イタリア語で発見=を略して『SCOP』としました。

しかしです。歴史をひも解くと、東京が一番最初だった、という作物が結構あります。
こまつ菜は、徳川吉宗公が小松川(現在の江戸川区)で食べて命名したというのは有名(?)な話。
そんな東京発祥作物を、オムニバス的にご紹介~。

まずは、ブルーベリー。多摩エリアはブルーベリーが特産で、なかでも小平市は、茨城県のつくば市、山梨県北杜市と並んで「日本3大ブルーベリー産地」と呼ばれているらしいです。

そして、小平は『日本での栽培発祥の地』として打ち出しています。
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/faq/014/014809.html

1968年に、東京農工大学の偉い先生が教え子の実家の畑にブルベリーを植えたのが始まりだそうです。その畑が小平にあったというわけですね。
いまでは、地域の特産として、小平にはブルーベリーを使ったお菓子もたくさんあります。

国立市の澤登農園も忘れてはいけません。
こちらは、元は旧興銀の保養所があった場所です。戦後、故澤登晴雄氏が「農業科学化研究所」の看板を掲げ、ブドウやキウイの品種を研究。山ブドウと西洋由来の品種を掛け合わせて作った日本固有のワイン品種がたくさん生まれた場所です。
ワインのまちおこしで有名な北海道池田町の職員もここで修業したとのこと。
いまも岩手県のくずまきワインには、『澤登』という名前の銘柄があり、澤登先生への敬意を表してします。
↓買ってみてください。
http://www.kuzumakiwine.com/SHOP/W026.html

最後に、コーヒー。
コーヒーの木の栽培は、明治時代になって間もないころに、小笠原諸島で始められました。
(そうです、小笠原も東京ですよ~。)
温暖な気候でコーヒーはよく育ったものの、サトウキビなど他の作物も重要だったので、その栽培はあまり広がらなかったのだとか。しかし、今でもコーヒーを作る農家が数軒あるそうです。
(たいへん希少で、調べたかぎり、ネットでは買えません。)

さてさて、ブルーベリー栽培は東京が日本のなかでも一番最初だということを学んだところで、弊社直売所「のーかる」主催のブルベリー摘み取り体験のお知らせです。
立川・砂川、電車で行けます。
農家さんのお話もゆっくり聞けますよ。
ぜひ参加してみてください!

『 つむぐばvol.7 ブルーベリーつみとりとキウイの棚下でゼリータイム』
https://imatama.jp/event/detail?id=2408

菱沼 勇介(ひしぬま ゆうすけ)
プロフィール

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株式会社エマリコくにたち代表取締役。
1982年12月27日生まれ。
農地のない街・神奈川県逗子市に育つ。
一橋大在学中に、国立市にて空き店舗を活かした商店街活性化活動に携わる。2005年に一橋大商学部卒業後、三井不動産、アビーム・コンサルティングを経て、国立に戻る。NPO法人地域自給くにたちの事務局長に就任し、「まちなか農業」と出会う。2011年、株式会社エマリコくにたちを創業。第3次国立市農業振興計画審議会委員(2016年)。

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